国立新美術館「クリスチャン・ボルタンスキー ―Lifetime」
行ってきました!
現代のフランスを代表する作家、クリスチャン・ボルタンスキーの活動の全貌を紹介する、日本では過去最大規模の回顧展です。
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」や「瀬戸内国際芸術祭」にも参加しています。
集団や個人の記憶、そして宗教や死を主題として作品を制作。
展覧会全体と感想として、なぜか漫画家・浦沢直樹の名作「モンスター」を彷彿とさせました。
クリスチャン・ボルタンスキーと浦沢直樹??
お家に帰って、本展覧会の図録をささっと読んだら、納得しました。
ユダヤ系フランス人の父親をもつボルタンスキーは、子どもの頃、ナチスによるホロコースト(ユダヤ大虐殺)を経験していました。
ある意味、ボルタンスキーは幼少期のホロコーストがトラウマになっていたそうです。
浦沢直樹「モンスター」は、ナチス、ドイツ、殺人、闇、子ども、、などを絡ませた圧倒的なエンターテイメント作品です。
会場を巡っていたら漫画「モンスター」を思い浮かんだのです。
きっと私だけかなぁ(笑)
「空間のアーティスト」と自らを形容するボルタンスキー。空間の使い方がちょっと面白かったです。
ダーティでポップ☆美しい展覧会でした。
うーん、美術館の感想って難しいですね(笑)
「クリスチャン・ボルタンスキー ―Lifetime」
会場:国立新美術館 企画展示室2E(東京・六本木)
会期:2019年6月12日(水)~9月2日(月)
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