【レポート①】人生初、入院。脳静脈血栓症に

【レポート】脳静脈血栓症にかかりました


何から書いたらいいのやら、、自分のための記録と、誰かの参考になるかもしれないので、ここに記しておきます。


倒れる前、倒れた日


2022年10月末に倒れ、約2週間で退院しました。不幸中の幸いなことに、薬で治し、手術等は無く、目立つ後遺症は残りませんでした。

この病気の原因は病院の先生が言うには「不明」。病人の私としては、身をもって「ストレス・疲れ」が原因のようでした。

倒れる前は仕事にボランティアに、家庭に、タスクオーバー状態で、トラブルもあって、かかえきれなかったのにずっと我慢していました。

『私より忙しい人なんてたくさんいる!これくらい大丈夫』と、、


私は42歳の女性で、仕事は地域記者をしています。

脳静脈血栓症にについては、医療的な資料がたくさんネット上にありますので省きます。

ここでは私の体験をつらつらと書いていきます。


2022年10月末、夜に夫とスーパーで買い物中、倒れました。すぐに救急車で運ばれ、緊急入院しました。人生初入院です。救急車に乗ったのも初めて。まるで医療系ドラマを見ているような気分になりました。


倒れた日の午前中、前日もずっと頭が痛かったんですけど、生理前、生理中だったので、お腹も痛いし吐き気もするし目眩もするし、、PMSかと思っていて、我慢していました。もしくはプレ更年期障害かと。。


おかしかったのは痙攣があったこと。左手が震えて、ピアスがなかなかつけれませんでした。

今から振り返れば、痙攣があった時点で救急車を呼べば良かったです。


もともと頭痛もないタイプだったのですが、倒れる1か月前くらいから、時々、ズキズキと頭が痛くなるようになり、倒れる日直前では、言葉通り、頭が『割れるほど』痛みが凄かったです。

わたし死んじゃうかも?って、ふと思ったたくらい痛かった。今から考えればですが。

自宅にいた時は、立ってられないほど痛くて、ソファにベッドに、倒れるように休んでいました。

↑ 

私と同世代の女性が書いた体験記。ちょっと励みになりました。

「43歳の私が倒れたあの日のこと。大人女子の「脳静脈同血栓症」体験記。まさかPMS対策の低用量ピルが!?」荻野美穂子


入院

人生初の救急車、初入院です。

健康が取り柄の、頑丈な子だったのに、、42歳ではじめての大病、入院です。スーパーで買い物中に倒れて、夫がスーパーの方にお願いして、救急車を呼びました。

私としては、酷い生理痛か、子宮の病気ではないかと。まさか脳の病気だとは思っていませんでした。

すぐに救急車はきてくれたのですが、受け入れてくれる病院はなかなか見つからず。最終的にさいたま赤十字病院へ運ばれました。まずは婦人科で診てもらったのですが「特に問題はありません」と。

その後、なんだか目の焦点が合わず、ぐらぐらして倒れ、CTスキャンをして、脳神経科へいくことになりました。


けっきょく、この後は15日間ほど入院することになります。


入院生活は何もかもが初めてで。幸いなことに酷い痛み等はほとんどなかったのですが、自分に起きたことがしばらく実感できずにいました。


食事は、最初の1~3日は食欲がなく、全て残したり、ちょっとしか食べれなかったのですが、だんだん慣れてくると食欲も湧いてきて、食事が楽しみになりました。(食事くらいしか楽しみが無かったのかも)

ちなみに、退院した後の食欲はすごかったです。ちょっと太ってしまったかも、、がっつり系の定食やスイーツをペロリと食べてしまう日々が続きました。『食べたい=生きたい』ですね。


初めての入院生活はすべてが新鮮と驚きの連続で、、書ききれません。。


入院生活とは非日常

突然のバカンスだと思って休息しようと思いました。


入院中の1週間は、自分が病気になったと自覚できなくて、あんまり覚えていません。

1週間を過ぎた頃から、シャワーがOKになり(最初は見守りで看護婦さんと一緒に)、病院内のコンビニへ買い物が(看護婦さんと同行で)OKになりました。

でも、看護婦さんってすっごく忙しくて、なかなかつかまらず。なんだか悪いなぁと遠慮してしまって?コンビニへは2回くらいしか行けませんでした。


恐ろしかった人生初の「MRI」

MRIのことをなーんにも知らないで行ったので、びっくりしました、、感覚としては、黄泉の国へ行くのではないかと。ずぶずぶと闇の中へ引きずりこまれたかのよう。

この恐ろしい音、閉塞感、、こんな状態がいつ終わるの??怖い!!と、思わず神様、仏様へ祈ってしまいました 笑い

怖かったけど、痛みはないので、まだマシですよね。


最初は3週間ほど入院すると聞いて驚いたのですが、運が良く15日間ほどで退院しました。

いったい何を考えて過ごしていたんだろう、、夢遊病者のような、あっとゆうまの入院生活。


コロナで面会はできなかったのですが、家族からの荷物の届けはOKだったので、こまごまとしたものを持ってきてもらいました。化粧品や本、雑誌、漫画くらいですが。

入院中だからこそたくさん本を読みたい!と意気込んでいたのですが、いつもなんとなく頭が痛かったので、読書はあまりできませんでした。

リハビリの先生がおっしゃっていたのですが、入院中は漫画や雑誌などがいいそうです。


入院中はあまりスマホをいじりたくたかったのですが、化粧品類や本など、Amazonでオーダーしたりしていました。自宅へ郵送、夫が週に一回ほど、荷物を病院へ届けにきてくれました。

デジタルデトックス!!

さらに頭が痛くなりそうだし、あまり人と連絡をとりたくなかったので、SNSはできるだけお休みしました。

と言いつつ、インターネットショッピングはしてしまうのですが。。

退院後、リラックスできる時間をつくろうと、写経セットや大人の塗り絵なども買ってしまいました。(けっきょくやっていません💦でも、いつか使うかも?)


リハビリの先生は二人いて、面白い先生で、退院が決まってお別れする日がなんだか寂しかったです。


その②へ続く



私のかかった病気について ↓


入院中にTVで見た海外医療系ドラマ。主題歌?はマッシヴ・アタックだった!

せっかくの入院中、たくさん本を読もうと思っていたけど、あんまり読めなかった、、猫沢エミのエッセイは読みやすかった



namineco nami

なみねこ なみ。アート、カルチャー、街、着物、黒猫が好き。ゆるっと気ままに発信中。自分の記憶・記録のためにも留めています。

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