はじめて泣いた映画。「八月の狂詩曲」黒澤明


「八月の狂詩曲」黒澤明


“世界のクロサワ”映画の中でいちばん好きな作品。

原爆をテーマにした映画です。

「黒澤明」の名前も実力も知らない、中学生の時に観て、映画館の中で泣きました。

帰りに、母にねだって「8月の狂詩曲」の映画ポスターを買ってもらった。


たまたま最近TVで「8月の狂詩曲」を観たのですが、大人になって見るとだいぶ視点が異なりますね。。

かなりメッセージのある映画なんだなぁ。


当時人気だったハリウッド・スターのリチャード・ギアが主演している事に話題だったそうだけど、中学生の時に観た「八月の狂詩曲」の中のリチャード・ギアは、ただの『外国人のおにいさん』だった。

プリティ・ウーマンじゃない、、

ハリウッド・スターをあんなサラッと自然に見せてしまうなんて、さすが黒澤明。


インターネットでちょっと調べると、黒澤明の中で一番の駄作と批判されているけど、そうかなぁ。

スペクタルさ、華やかさはないけど。


“美しい”映画です。

言葉にできないな。


頭の中で(心の中で?)映画に流れていたシューベルトの「野ばら」がリフレインしています。

8月9日は長崎原爆の日。



映画のウラ話。黒澤監督が語っています。「ストーリーがどうってゆうんじゃじゃない。ただ“美しい映画”を撮りたい」 ↓

namineco nami さいたまっ子

なみねこ なみ。アート、カルチャー、街、着物、黒猫が好き。ゆるっと気ままに発信中。自分の記憶・記録のためにも留めています。

0コメント

  • 1000 / 1000